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たまには長文を

2021-01-01から1年間の記事一覧

プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~感想

マイナースポーツの正統派スポーツアニメ。楽曲のクオリティの高さも光った。 (以下ネタバレあり)

白い砂のアクアトープ感想

P.A.WORKS渾身のお仕事アニメにして私が大好きな群像劇。全24話。メインのローテ脚本家は柿原優子、千葉美鈴、山田由香。3人とも以前から好きな脚本家。納得の布陣である。2クール作品の最終回に1クール目のOPを持ってくるの最高。オタクのツボを分かってる。…

しょうたいむ! 歌のお姉さんだってしたい【オンエア版】感想

妻と死別した子持ち主人公とテレビで人気の歌のお姉さんの恋愛劇。残された娘を一人で育てながら絵本作家を目指す主人公は決して悪人ではない。亡くなった妻のことをいつまでも大切に想い続ける様子はエロ系アニメにもかかわらずどこか涙を誘う。しかしそれ…

ラブライブ!スーパースター!!感想

最大の魅力はなんと言っても色遣い。彩度が高くどこで止めても鮮やかな画面が強烈。そして花田脚本全開のストーリーは過去のラブライブ作品で見た展開とも重なって、過去作を知るファンの心に響いたことだろう。 (以下ネタバレあり)

ひぐらしのなく頃に卒感想

永遠に続くループの黒幕が、「繰り返す者」の能力を会得した沙都子だと判明してからのひぐらし最後の物語。 (以下ネタバレあり)

魔法科高校の優等生感想

いくらスピンオフだからってこういう作風になるのは少し残念だった。 (以下ネタバレあり)

チート薬師のスローライフ感想

子供向けレベルのほのぼの系ストーリーかと思いきや、情緒不安定なヤンデレキャラが出てきておよそ子供には見せられないことが分かる。では完全に大人向けかと言われれば、それにしては随分と甘口なストーリーで小学生の道徳の教科書に出てきそうな因果応報…

うらみちお兄さん感想

このストーリーで全13話は多い。あるいは1話30分が長い。 (以下ネタバレあり)

探偵はもう、死んでいる。感想

ダイナミックな作画と未知の敵。そして不利な状況での緊迫した心理戦から一気に逆転する爽快感――。名作を予感させる第1話が、しかし残念ながらピークであった。 前半では率直な感想、後半では本作の原作ができあがる背景について少し深堀りして考察する。 (…

現実主義勇者の王国再建記感想

2021年夏クールでは一番ストーリーが面白かった。他の異世界転生モノとは散りばめられたネタの根拠となる知識の量や質が一線を画しており、原作者の知識量を感じられる良い作品だった。 (以下ネタバレあり)

BLUE REFLECTION RAY /澪感想

2クール24話見終えた達成感や満足感よりも、ようやく見終わったという開放感の方が大きいのが正直なところ。ストーリー全体の軸は分かる。不幸な生い立ちから将来を悲観した少女がそれでも希望を持って前を向こうというテーマ、決して悪くないし「思い」に焦…

マギアレコード 2nd SEASON -覚醒前夜-感想

戦闘作画がすごかった。2D戦闘ゲームのような「右対左」だけでなく、「前後」も生かしてカメラ(自分)に向かってくるようなカットは迫力満点。目が追い付かず0.5倍速再生した。これがシャフトの本気かと思った。一方脚本では第1期の感想で「よく分からない…

カノジョも彼女感想

二股上等!を貫く主人公を見ていると何かとコンプライアンスの厳しい現代においても古き良き正統派ハーレム展開のようで好感を持った。ただ人込みや教室、街中、電車でも平気で大騒ぎする主人公たちには共感性羞恥に響き、キツ過ぎてとても見ていられなかっ…

ピーチボーイリバーサイド感想

ヒトと鬼、そして様々な種族が敵対している世界。「正義の反対は別の正義」な世界観は好きだし、敗者が容赦なく死ぬ展開も緊張感があって悪くない。平和や妥協を目指すサリーが実は覚醒するとかなり好戦的なのも皮肉が効いている。 (以下ネタバレあり)

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X感想

毒のないストーリー運びは2021年夏クールに私が見た作品の中でも全く嫌みがなく、毎週楽しめた。 (以下ネタバレあり)

女神寮の寮母くん。感想

どこか懐かしいキャラデザと微エロドタバタラブコメ。箸休め的な位置づけで見始めたのに意外にも2021年夏クールではトップクラスに面白かった。今期では毎週最新話が待ち遠しかった唯一の作品。 (以下ネタバレあり)

劇場版プリンセス・プリンシパル Crown Handler第2章感想

先の読めない展開と様々な思惑が交錯するスパイアクションらしい仕上がり。 (以下ネタバレあり)

劇場版 きんいろモザイク Thank you!!感想

本当によくまとめたと思う(上から目線)。この手の萌えアニメを映画館で80分見せられるのはキツいと思っていたけれど、舞台を良いバランスで変えながらキツさは最小限に抑え「きんいろモザイク」という一つのコンテンツを美しく完結させた。英語の台詞もす…

劇場版Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Licht 名前の無い少女感想

前作の映画『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い』を見たのが2017年8月。ちょうど4年経っているが、ついこの間のようにも思えるのはやはり年を取ったからか……。Fate関係作品で言えば厳密には2019年6月に『Fate/kaleid liner Prisma☆Illya プリズ…

今さら大学の講義内容を勉強していて

色々あって大学時代に受けた講義とほぼ同じ内容を今さら勉強し直している。学部2年で聞いた講義についてはちょうど10年ぶりになる。 いろんなパターンの計算問題を解いてようやく公式の意味とか単位の変換が頭に入ってきて、あの頃全然分からなかった内容が…

蜘蛛ですが、何か?感想

蜘蛛ですが、何か?感想 悠木碧劇場。化物語並みに台詞量が多く、かつ一人4役くらいやっていた悠木碧がすごい。(以下ネタバレあり)

「スーパーカブ」感想

モノローグも多く、とことんこだわり抜いて作られた効果音とクラシックのBGMが心に沁みる非常に味わい深い作品。心情の変化で彩度が上がっていく演出もアニメでこそできる魅せ方。 (以下ネタバレあり)

幼なじみが絶対に負けないラブコメ感想

ストーリー、作画ともに酷い出来だった。私が見てきた動画工房の作品の中でもワースト。酷評を通り越して「動画工房に何か会社としてトラブルがあったのか?」と心配になるレベル。 (以下ネタバレあり)

聖女の魔力は万能です感想

朝から深夜まで仕事漬けだった20代の会社員が転生して聖女になる物語。顔の良いイケメンに囲まれてドギマギするセイがかわいい。 (以下ネタバレあり)

シャドーハウス感想

シャドーという謎の存在と、顔として仕える生き人形。先の読めない展開と理不尽な課題は嫌悪感よりも興味をそそる。かと思えば途中から謎解きアドベンチャーにもなってきて面白かった。ケイトがシャドー家そのもの、いわば世界観そのものに対して疑問を抱く…

スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました感想+考察

2021年春クールで一番癒された。可愛らしいキャラデザとそれを最大限生かす背景まで丁寧な作画。バタバタしつつも最後は丸く収まる温かいストーリー。萌えアニメはこれでいいんだよっていうお手本みたいな作品。特に第6話の作画はすごかった。めっちゃよく動…

究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら感想

※全話見ていませんので予めご了承ください。 第7話の途中まで見て耐えきれず離脱。私は基本的に見始めたアニメは最後まで見ることを心掛けていて、途中で切るのはかなり珍しい。言い換えればそれだけ見続けるのが苦しい作品だった。もちろん楽しんで見ている…

戦闘員、派遣します!感想

主人公・戦闘員六号が所属する秘密結社・キサラギは世界征服を企む組織でありながら、最後の最後に悪人になり切れない「人情味」が同情を誘う。シリアス描写でも最後に必ずオチがつくストーリー展開を見ていると、老舗食堂の定食のような安定感を感じずには…

劇場版ガールズ&パンツァー最終章第3話感想

森の中を戦車が駆け回るCGとサウンドが前よりもかなり良くなっている気がした。 (以下ネタバレあり)

Vivy -Fluorite Eye’s Song-感想

人類vsAI。あるいは人類滅亡の危機。あるいはタイムトラベル。人間と違わないAIの人権、そしてAIの心とは。様々なSF要素を絶妙なバランスで織り交ぜた2021年の傑作のひとつ。 (以下ネタバレあり)