戦闘作画がすごかった。2D戦闘ゲームのような「右対左」だけでなく、「前後」も生かしてカメラ（自分）に向かってくるようなカットは迫力満点。目が追い付かず0.5倍速再生した。これがシャフトの本気かと思った。
一方脚本では第１期の感想で「よく分からない」と書いたが、この第２期でもストーリーの本筋はよく分からなかった。これは単に自分の理解不足だと思うし、原作であるソシャゲに触れていないので仕方ないのかもしれない。
（以下ネタバレあり）
人間国宝釘宮神の釘宮っぷりが脳を揺さぶる。最高。
いくら原作を知らない私でも環ういの存在／非存在が鍵になりそうなのは流石に分かったけれど、魔法少女を救おうと壮大なプロジェクトを進めるマギウスの翼にも正義がありそうな感じはしたし、マギウス側がどう悪いのかイマイチ腑に落ちなかった。やり方が強引とか、それでは解決しないとか、どんな理由で主人公サイドがマギウスサイドを止めようとしたのか理解できればもう少し面白かったかもしれない。
繰り返すけどこれは私の理解不足が原因なので決して作品が悪いわけではない。
あとネット上でも多く指摘されていたけれど、後半で作画の体力切れを起こしたは明らかだった。良い時の作画が良すぎた、メリハリが効いていたと解釈すべきだと思う。
この第２期は全８話。第３期は2021年内に放送されるようだが、10月開始の秋アニメにないあたり、変則スケジュールで放送されるのだろうか。うっかり見落とさないように気を付けよう。
第１期の感想。
