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たまには長文を

究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら感想

※全話見ていませんので予めご了承ください。

第7話の途中まで見て耐えきれず離脱。
私は基本的に見始めたアニメは最後まで見ることを心掛けていて、途中で切るのはかなり珍しい。言い換えればそれだけ見続けるのが苦しい作品だった。
もちろん楽しんで見ている視聴者もたくさんいるだろうし、そういった方々を否定するものではない。
全部見てないのに感想を書いてよいものか悩ましいが、一応半分は見たということで簡単に振り返りたい。


(以下ネタバレあり)

  

端的に、次から次へと降りかかる理不尽なイベントが見ていて面白くない
フルダイブRPGとしては「SAO」というビッグタイトルが思い浮かぶわけだが、本作の設定はイベント中以外いつでもログアウトできる。それなら主人公はログアウトすれば良いわけで、面白くも楽しくもない理不尽なイベントをズルズルといつまでも続ける展開が心に残らない。

「物語を進める動機」がない異世界転生により元の世界には戻れないとか、ゲームからログアウトできないとか。あるいは異世界でどうしても成し遂げたい目的ができたとか。
なんでもいいから過疎化したフルダイブRPGゲームを進める動機が欲しかった。
ストーリーが面白くないというよりも、作品そのものの設計が悪かった気がする。

また、序盤から面白くなくても、散りばめられた伏線が中盤以降繋がって一気に面白くなるタイプの作品もたくさんある。
だからこそいつか面白くなると信じて第6話までは見続けたものの、展開は変わらずでやむを得ず離脱させていただいた。

もう一歩踏み込んでこの作品を分析してみると、ひとつ見えたことがある。
放送開始時点で原作が2巻しかないのだ。さすがにこの状況でアニメ化に踏み切ったのは勇み足ではなかったか。

 

 

ということで、半分見たところまでの感想としたい。