第1期と変わって作画もストーリーもレベルが上がった印象。制作も監督も変わった効果だろうか。
(以下ネタバレあり)
5人の家庭教師描写は続くものの、1期より明確にラブコメ要素が強くなった。
第1期は三玖がヒロインだったと思う。そして第2期では序盤数話を見る限り五月が中心になるのかと思った。
1期を見ていた頃の俺「もうこれ三玖でいいじゃん」
— ロブ (@vector_AB) January 26, 2021
2期を見ている俺「もうこれ五月でいいじゃん」 #五等分の花嫁
しかし実際には二乃が積極的になったり一花が他の姉妹を出し抜こうと画策したり駆け引きが熱くなった。冒頭に書いた作品自体のクオリティの向上も重なって、明確に第1期より面白かった。
相変わらず直球で恋愛しているのが三玖で、一番視聴者の共感を呼びやすいのも三玖なのだろう。あるいは覚悟を決めてアタックすることを決意した二乃も同様かもしれない。
そんな中で印象に残ったのはむしろ一花だった。5人姉妹のまとめ役として常に一段高い視点で周囲を見ていながら、それでも風太郎への好意を抑えきれない葛藤と、三玖に変装してヒロインレースを出し抜こうと画策したり、それ自体への罪悪感に悩んだりと心理描写が深い。他のヒロインに変装できる描写は普通のラブコメでは見られない本作独自の要素だろう。
終盤で5人の仲が戻る展開も感動的だし1クール全体の使い方も良かった。
同じく終盤では写真の少女が四葉であることが示唆され、こちらも気になる。
いやー第12話の脚本めっちゃ良いな。1期が三玖のストーリーだったから2期は違う誰かにスポットライトを当てるのかと思いきや2期も三玖がヒロインだった。かおり監督を信じて良かった #五等分の花嫁
— ロブ (@vector_AB) March 28, 2021
【第1期感想のリンク】
第1期の感想をブログに上げたのが偶然にもピッタリ1年前の今日。