change direction

たまには長文を

阿波連さんははかれない感想

ツッコミどころ満載のギャグ寄りラブコメ。主人公・ライドウくんの「○○じゃね?」という低いツッコミが癖になる面白さで私は好き。

(以下ネタバレあり)

 

タイトルは「はかれない」とひらがなになっている。「はかる」の漢字は
図る、測る、計る、諮る、量る、謀る
と多数あるし、もしかしたら敢えてひらがな表記にしているのかもしれないが、本編を見る限り「測れない」が妥当だろう。謀れないも一部あるかな。


さて、ファンには大変申し訳ないのだが阿波連さんの行動や立ち振る舞いは控えめに言っても障害者のそれだった。

 


ADHDとかASDとか発達障害とか、その辺の細かい違いはよく知らないし個別具体的な病名は出さない方がいいのかもしれない。とにかく阿波連さんが「そういう人」として描写されたことを「ギャグとして笑えるか」が本作の印象を大きく左右するだろう。

私はあまり笑えなかった。なんか障害者をネタにしているような印象が拭えなかった。

私が見かけた中で一番共感した感想が次のコメント。
「これ男女逆だったら分かると思うけど、地獄だな」

そう、阿波連さんが美少女だからなんとなく許されてる節があるけれど、これが男で隣の席の女子にめちゃくちゃ接近して話しかけたり作ってきた弁当を口に押し付けたりしていたらさぞかしキツいものだろう。

ただしそうは言ってもストーリーはまずまず面白かった。ライドウくんの低いツッコミは癖になるし、意外に妄想が激しいのも見ていて面白かった。

展開があまりにもワンパターンだったので15分アニメならもっとハマってたかもしれない。
あと阿波連れんくんが一番かわいいのは何かの間違いですかね?