どちらかと言えば女性向けの作品なんだろうけど、私でも楽しめた。
いまのアニメシーンを代表する男性声優(最近の声優詳しくないけど)たちが歌う本気の楽曲が心に響く、力強い作品だった。
(以下ネタバレあり)
放送開始前、本作を見るかどうか決めるためHPを見に行った。イントロダクションやキャラ一覧を見るにメインターゲットは女性だろう。しかしシリーズ構成に菅原雪絵の名前を見つけてしまっては見るしかない。
菅原雪絵、最初に注目したのは『ソードアート・オンライン』(2012年)だろうか。一部の回で脚本だった。その他『魔法科高校の劣等生』や『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』でも名前を見かけた。最近では『戦闘員、派遣します!」も面白かった。
脚本家目当てで見始めた時は大体当たるものだ。
紅い月や紅い雫、ヴィジュアルプリズンの仕組みといったキーワードが事細かに説明されなくても「何かちゃんとした設定が裏にある」と感じさせるしっかりしたストーリー展開で思わず惹き込まれた。
ストーリーは奇を衒うことなくスタンダード。
紅い雫を集めると何か強大な力になるという設定とギルの命が残り少ないことが明かされた時点でこの結末は見えていた。
それでも、O★Zをヨイショせず各バンドが最高の歌を紅い月に捧げようとしていたのが良かった。それでいて敵バンドもギルを気にしているところがさらに良かった。
あとイヴがマヨネーズをそのまま吸ってるのは面白かった。
マヨネーズをそのまま吸う展開を回収 #ヴィジュプリ
— ロブ (@vector_AB) December 25, 2021
ヴィジュアルプリズン見終わった。やっぱり菅原雪絵脚本は面白い。細かい過程は見えないけど「奇跡が起きて丸く収まったんだからそれでいいだろ」っていう強いストーリー展開は嫌いじゃない。というか菅原雪絵脚本はそれでも面白いと感じさせるから好き #ヴィジュプリ
— ロブ (@vector_AB) January 2, 2022