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たまには長文を

アズールレーン びそくぜんしんっ!感想

とにかくキャラをかわいく描く作画が良かった。癒し系萌えアニメとして非常にレベルが高い。

(以下ネタバレあり)

 

ストーリー展開はドタバタ系ギャグコメディか。それでいて台詞は早くなく、ゆったりとリラックスして見ることができる。
キャラの表情が豊かでカットごとに一時停止したくなる。一瞬しか映らないカットに気の抜けた顔や変顔を忍ばせることでシークバーを戻すことも多かった。作画班のこだわりが感じられる。

監督は神保昌登。これまで数多くの作品で見てきた名前であり私はすぐにピンと来たが皆さまはどうだろうか。個人的には『プリズマ☆イリヤ』シリーズを真っ先に思い出す。ロリキャラをかわいく描く経験は豊富だろう。アニメーター、脚本家、演出家とマルチプレーヤーらしい。
一方脚本は佐藤裕。12話全話脚本。こちらも私にとっては見慣れた名前である。プリチャンでは1年目から脚本ローテの一人だし、くどくない程度に百合描写を織り交ぜるプリチャンの佐藤裕脚本回は好き。びそくアニメでも「萌え」の何たるかを知っている安定感抜群の脚本を見せてくれた。

きわどいカットも多く、たとえば寝っ転がったラフィーを足の裏から映したシーンは、そう来るかと思わず唸った。変態か?(褒めてる)
そしてエロかわいい作画が続いても下品じゃないのが素晴らしい萌えアニメは好きでもエロ展開がそこまで好きじゃない私にとってはまさに絶妙なバランスだった。放送時間が8分30秒なのもテンポよく見られた要因の一つかもしれない。

榊原ゆいの歌も数年ぶりに聴いたし、脚本・作画・音楽が全て私の好みに合致した、1クールに一作品は欲しい安定の萌えアニメだった。オススメ。

 

 

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