change direction

たまには長文を

引越しの準備

今日は今年一番精神的に疲れた。

29歳こどおじのガチ一人暮らし、もうすぐ始まります。

 

新居を決め申し込みをしてきた。自分の希望が全て叶う物件はなかったがまぁまぁ良き部屋が見つかった。あとは後出しじゃんけんで変な契約を結ばされたりトラブルにならないことを祈る。

今まで会社に対してあまり不満はなかったが家賃手当ないのめっちゃキツい。自分の手取りから毎月家賃全額持っていかれるのしんどい。

これ言うのもどうかと思うけど、できることなら一生こどおじがよかったよ。一人暮らし願望もなかったし。毎月10万以上コンスタントに貯金できていた。
ただ両親もこれから一年ずつ年老いていくし自分も一歳ずつ中年のオッサンになっていく。炊飯器すらまともに使ったことがないまま30代を迎えるのは避けたかった。
前のブログ記事にも書いたけど、人として最低限の生活力を身に着けるには今がギリギリのタイミングだろう。

世の中の大学生は18・19歳前後でこの状況を経験しているので今さら自分が泣き言を言うのは恥ずかしい限りだが、やはり何歳になっても「新生活」に対する不安は大きいものだ。世の中の一人暮らし大学生、本当にすごい。それは心から尊敬する。

片付けも始めた。
小学生の頃のノートとか工作物が出てきた。当時の筆箱やポケモンの鉛筆、三角定規、分度器……。20年くらい前だろう。全てが懐かしい。こどおじの象徴たる「学習机」の引き出しがタイムカプセルと化している。
なんなら幼稚園の運動会でもらった「なんちゃって金メダル」も出てきた。ヤバくない? 25年前よ!?、四半世紀よ!?

でも名残惜しいけど捨てる。
人生この先使わないし。仮に自分が70・80のおじいちゃんになったときまで持っていたとしてどうなるというのだ。
いつか捨てるなら今捨てるのも等価だと悟っている。

この辺とことん合理的な自分が嫌い。