久しぶりにアニメ感想以外の記事を。
ブラック企業をやめたいのに転職活動に踏み切れない感覚がよく分かった。
現在の社畜寮の良い点
・安い
家賃1万円以下
平日朝晩の食事、割り勘の共用部の経費込みでも3万円以下
悪い点
・古い
・寒い。廊下、風呂、トイレが外気とほぼ同じ
・トイレが臭い。公園のトイレみたいなレベル
・風呂トイレ水場共用
・料理どころか簡単な調理もできない
・お湯の出る蛇口が各階ひとつしかない
・しかもたまにお湯が出ない
・壁が薄く、朝は隣人のスマホのバイブですら聞こえる
微妙な点
・共用だが洗濯機だけでなく乾燥機もある
・狭い(6畳)
ただし6畳しかなくても意外と生活できる。むしろ狭い分温度調整が楽で早い。
・会社まで微妙な距離
自転車で20分、徒歩でも40分程度。
個人的に徒歩40分ならギリギリ許せる。
引越した場合の良い点
・日々の生活環境はとりあえず向上する(周囲におかしな人がいなければ)
・選べば会社により近くなる
悪い点
・家賃その他出費が跳ね上がる。
家賃補助みたいな制度がない会社なので全額自腹になる。
・せっかく脱出しても次の転勤まで
最近は本当に寝るためだけに帰宅してる感があるし12月に入ってから「早朝に寒くて目が覚める」という不幸極まりない目に遭っている。
仮に引っ越すとすれば、広くなくていいので1Kのマンションだろうか。
家賃をケチってボロいアパートに住むくらいなら今の社畜寮の方がマシだし、生活環境を向上させなければ一念発起して脱出する意味がない。
一方で会社でもいろんな人に相談してみたが「安いんだから我慢して入っとけ」という声が多い。
まぁ実際その通りで、低収入でも低出費だから生活には困窮していない。
「朝起きて出社して夜は帰って寝る」みたいな生活で毎月の手取りの半分以上を貯金に回した結果、働き始めてからの貯金額が今月600万を超えた。
この額が大きいか小さいかは分からない。「3年もひたすら貯金してその程度かよ」と言われても返す言葉がない。
ところで、2年9か月で600万貯まったのでこのペースでいけば5年目に1000万は超えると思われる。
しかし院卒にとって入社5年目と言えばもう30歳目前なのである。
つまり貯金額が順調に(?)増えていくのと引き換えに、「朝起きて出社して夜は帰って寝る」みたいな生活で私の20代が終わってしまうのである。
だからなんだと言われればそれまでだが、この問題の根は意外と深い。
仮に自分で選んだ物件に引っ越して日々の生活環境が向上したとしても、生活パターンごと変えなければ「朝起きて出社して夜は帰って寝る」生活で20代を終え、しかも全額自腹の家賃により貯金額が増えていないという最悪なエンディングもあり得るからだ。
でもこんな劣悪な環境に住み続けるのはつらいし(なんなら仕事より帰宅の方がストレス)、グダグダ言ってないでさっさとアクションを起こせよって話に尽きるのだが、「こんな会社辞めてやる」と言いながら退職や転職活動ができない人の心理ってこんな感じなんだろうな。
(お金の話をしたので気が変わったら消すかも)