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たまには長文を

セイレン感想

アマガミSS1期の放送が2010年だから、時の流れは速いものだ。
あれからもう7年経つのか……。


(以下ネタバレあり)

 

常木耀編。
作画は外国人が多かったためかあまり安定していなかった。
それでもこの常木編が一番面白かった。佐倉綾音の声と主人公を弄ぶ小悪魔感がマッチしていて印象深かった。キャスティングが上手くいったという側面もあるだろうけれど、純粋に佐倉綾音の演技力の幅の広さがすごい。

宮前透編。
オタクが好きそうなゲーム好きぼっちキャラ。年上の割には大人げないし徹夜でゲームして翌日倒れてるしであまり好きにはなれなかった。
この辺から作画が安定してくる。

桃乃今日子編。
常木耀の計算高さを見た後だとこんな頭の悪そうなキャラ出して大丈夫なのかと思ってしまったが、実はいろいろと考えていて後半に向けて好感度が上がった。
幼馴染キャラは得てして負け組だからこうしてストレートに主人公と結ばれる幼馴染って珍しい気がする。この辺はオムニバス形式の大きなメリットの一つだろう。


どのルートも、見ていられないほど馬鹿馬鹿しいシーンがあるのは前作アマガミ譲り。それでも成立させる強引さは本作の魅力(というか魔力……)だと思う。

うーん。
最初にも書いたけど2010年から7年か……。
その事実がめちゃくちゃ重い。