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たまには長文を

TOEICを受けた

今日はTOEICを受けてきた。就職して英語から逃げられると思っていたがそうは問屋が卸さないらしい。

元々英語はかなり苦手だ。高校時代はクラスの平均点を一度も上回ったことがなかったはずだ。
TOEICは過去二回受けた。点数を言ってしまうと一度目は500点、二度目は505点だった。ちなみに一応事前に問題集は解いていた。それでもこの結果である……。

今回の受験はアリバイ作りみたいなもので何点取っても関係ないので1秒も勉強しないで受けるだけ受けてきたわけだが、まぁ根本的に分からん。
毎回時間が足りなくなるので今日は急いで解き進めたものの、結局最後の30問くらいは運ゲーになった。
400点も超えないだろうな……。

それにしても、TOEICが就職のみならず昇進や転職に影響する風潮が強まっているせいか大人が多かった。聞こえづらいと申告して一番前の席に移動するオッサンもいた。

確かに巷のTOEIC攻略法の中にはこうして一番前の席をゲットする方法もあることは事実だ。しかし実際にやる人は初めて見た。無論、あの人は本当に聞こえづらかったのかもしれないし、何度も頭を下げながら申し訳なさそうに移動する様子を見ているととてもセコい人には見えなかった。

とはいえTOEIC重視の流れが年々強まっていけば、一問でも多く正解するために(問題なく聞こえているのに)強引に前の席を争うようなことも起こり得るのだろうかと思ったりした。

 

何点だろうが関係ないからとただ受けるだけの自分がいる一方で、人生を左右する一大イベントだった人もいたのだろう。それがなんとなく申し訳ないような気がした、そんな一日だった。

 

……冷静に振り返ってみると300点も超えない気がしてきた……。