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たまには長文を

振り返る

入社してちょうど半年経った。
せっかくブログを始めたわけだから、ちょっと人生を振り返ってみようと思う。

 

ここまでの人生は、すごくいいとまではいかなくともまぁまぁ幸せだったと思っている。

勉強の才能の無さを自覚しつつも落ちこぼれにだけはなるまいとひたすら勉強に明け暮れた高校生活。
気の合う友人たち・先輩・後輩に恵まれ楽しく過ごした大学生活。
大した研究成果は出せてないけど自分なりには頑張った大学院生活。
どれも充実していた。

勿論手に入らなかったものも多い。
例えば彼女がいないとか、そんな話を始めたらキリがない。
高校生活なんてひたすら勉強したという割に落ちこぼれを回避するのが関の山だったあたり、泣けてくる。
しかし人生そうなんでも手に入るわけではないのだから気にしたところでどうにもならない。これ以上望むのは傲慢だろう。

 

まぁそれはさておき。
最近感じているのは、もう25歳だということだ。
人によっては結婚して子供がいても全く不思議ではない。
そんな年齢でも毎日仕事だけしている。

おそらく……、30歳まであっという間だ。
高校3年間ですらあっという間に感じ、大学+院の6年間はもっと一瞬に感じたのだから、次の5年なんてそれこそ光の速さで進んでいくだろう。

 

そして、30歳になっても今と変わらない生活パターンであるという確信に近い予想がある。
結婚してるとは到底思えないし、いつか欲しいと思っていた車も働き始めるとコストとリスクの塊にしか感じられなくなってしまった。アニメからもフェードアウトしつつあるし、趣味の将棋もこれ以上深入りしないだろう。


朝起きて学校に行って勉強して帰宅して寝る。
この生活を愚直に9年間続けたおかげで幸い就職してもギャップは感じなかった。
朝起きて会社に行って仕事して帰宅して寝る。
それだけの話だ。

 

しかし、それだけなのだ。
変わらない。
変わりようがない。

実は30歳なんて甘い話ではないのかもしれない。
65歳までこのまま行ってしまうかもしれない。
というか行きそう。


……。
じゃあ結婚するか?
結婚して子供作るか??
子育てに生きがいを見い出すか???


しねぇよ。したくないもん。
できない上にしたくないんだから、もうダメ。
ダメとしか言いようがない。
救いはない。

何度自問自答してもこの結論から動かない。
最適解でないと理解しつつも、現状も一つの局所最適解だから抜け出せない。
危機感だけは抱いているのに、変えようとしない。


こうして今日もまた時間だけが過ぎていく。