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たまには長文を

応用情報(AP)受験記

多分参考になりません。

 

基本情報(FE)をすっとばして、いきなりAPを受験しました。

APは午前がマークシート、午後は記述式です。

参考書関係は㈱インプレス応用情報技術者過去問題集を購入しましたが、実際はほとんど活用しませんでした。
勉強の最序盤に「どんな感じで出題されるのか」を確認する程度です。

過去問を購入したのに活用しなかった理由は特になく、仕事で忙しかったのもあって単純に勉強しなかっただけです。

その代わり、試験対策は過去問サイトでしました。
応用情報技術者試験ドットコム」というサイトの「過去問道場」というコンテンツを、毎朝通勤中にクイズ感覚(というかゲーム感覚)でやっていました。
午前に関してはこれで十分な気がします。


ただし、これだと記述式である午後問題に一切対応できません。
特にAPは科目合格が無いため、一度の試験で午前午後両方突破しないといけません。

午後問題の対策がほぼゼロだったにも関わらず合格できたのは、
・大学で勉強したことが意外と結構役に立った
・前出の過去問道場を「もし自分が他人に解説するならどう説明するだろうか」を考えながらやっていた
この二つがあったからかなと思います。

また午後の記述問題は「情報」というよりも「現代文」的な側面があります。国語力があれば情報の知識がほとんどない人でも解けてしまいそうな問題もあります。
記述式問題も「10字程度」とか「25字以内」といった問題が多く、細かい例外を無視して結論だけをぶつければ良いパターンが多いです。問題文中の一番重要なキーワード付近の主語と述語をほぼそのまま拾ってくるだけという問題もあります。

高校の勉強、しかも国語なんて・・と思うかもしれませんし私も思っていましたが、まさかこんなところ役に立つとは予想できませんでした。

 

ところで、噂によるとAPの午後問題は点数調整が「後から」行われます。
そのため問題文に配点は書かれておらず、結果も点数だけが提示されます。
すなわち午後問題で6割取れなくとも、受験者の上位20%程度(?)に入っていればチャンスはあります。

実際、私が午後問題を自己採点した結果は「超激甘」に採点しても5割でした。普通に採点したら4割程度だったと思われます。
にもかかわらず試験の結果は60.00点という合格点ぴったりな点数でした。(ちなみに午前は80点でした)

結局のところ、高校までの国語力と大学時代に勉強して頭に残っていた知識で合格点ちょうどの得点を勝ち取り、「なぜか」合格したという感じです。

アドバイスとしては上記の過去問サイトで遊びながら覚えつつ、午後問題は何年か解いてみるのが筋だろうと思います。