change direction

たまには長文を

先輩がうざい後輩の話感想

好意をなんとなく自覚しつつも素直に言えないところがラブコメらしくて好き。
カップリングも多くて飽きない。背景まで含めた作画の丁寧さを見て、良い時の動画工房が帰ってきたと思った。

(以下ネタバレあり)

 

脚本は成田良美、森江美咲、山田由香の3人。全員好きな脚本家である。山田由香は代表作が思いつかないほど数々の作品で見かける名前だし、前者2人もアイカツスターズでいつも良い回だったので記憶に残っている。

ストーリーはスタンダードなラブコメ
一方で、今の時代ならセクハラに該当する描写が何度も出てきて、フィクションだと分かっていてもハラハラしてしまう。
キャラたちはバレンタインデーや花見やクリスマスといった社内行事を社員総出で楽しんでいる節がある。
私が思うに、この作品は昭和の世界を描いている。

 


終盤では入社した双葉と武田が初めて出会うシーンが描かれた。
いくら双葉が小学生並みに小さいからって、20歳超えた会社の同僚(後輩)女性の頭をガシガシと撫でるのはアウトとしか言えない。セーフの余地がない。 

 

まぁ今でこそセクハラに該当する言動でも、当時は問題なかったのならそれはそれで正しいのだと思う。古き良き昭和の社内年愛を描いたラブコメとして、ちゃんと面白かった。

個人的には月城モナが好き。


あとは優人くん。堀江由衣を起用したのは絶妙。