好意をなんとなく自覚しつつも素直に言えないところがラブコメらしくて好き。
カップリングも多くて飽きない。背景まで含めた作画の丁寧さを見て、良い時の動画工房が帰ってきたと思った。
(以下ネタバレあり)
脚本は成田良美、森江美咲、山田由香の3人。全員好きな脚本家である。山田由香は代表作が思いつかないほど数々の作品で見かける名前だし、前者2人もアイカツスターズでいつも良い回だったので記憶に残っている。
ストーリーはスタンダードなラブコメ。
一方で、今の時代ならセクハラに該当する描写が何度も出てきて、フィクションだと分かっていてもハラハラしてしまう。
キャラたちはバレンタインデーや花見やクリスマスといった社内行事を社員総出で楽しんでいる節がある。
私が思うに、この作品は昭和の世界を描いている。
この作品、残業描写はあるけど基本みんな陽が出ている時間に退社してるし花見とかバレンタインデーとか見てると「社員は家族」のノリだし休日は弁当作って公園で食べてるし、なんというか世界観が昭和なんだよな #先輩がうざい後輩の話
— ロブ (@vector_AB) December 24, 2021
終盤では入社した双葉と武田が初めて出会うシーンが描かれた。
いくら双葉が小学生並みに小さいからって、20歳超えた会社の同僚(後輩)女性の頭をガシガシと撫でるのはアウトとしか言えない。セーフの余地がない。
仮に百歩譲って双葉のことを職場見学に来た中学生だと勘違いしたとして、おしるこ放り投げて頭撫でるかね。撫でんわな。距離感どうなっとるんや #先輩がうざい後輩の話
— ロブ (@vector_AB) January 8, 2022
まぁ今でこそセクハラに該当する言動でも、当時は問題なかったのならそれはそれで正しいのだと思う。古き良き昭和の社内年愛を描いたラブコメとして、ちゃんと面白かった。
個人的には月城モナが好き。
俺の観測範囲では誰も言ってないのでセーフ。この作品で一番かわいいのは月城モナ #先輩がうざい後輩の話
— ロブ (@vector_AB) December 24, 2021
あとは優人くん。堀江由衣を起用したのは絶妙。
堀江由衣の吐息エッッッッッロ……じゃなかった、ランニングして息が上がってる演技力がリアリティピカイチですねさすが超一流声優思わずこのシーンだけ10回聞きました #先輩がうざい後輩の話
— ロブ (@vector_AB) November 28, 2021
#先輩がうざい後輩の話 見終わった。良い時の動画工房復活。花見にバレンタインにクリスマス。当然のようにお互いの家を知ってるし基本明るい時間に退社してるし、ボディタッチも多い。社員は家族を地で行く古き良き「昭和」のサラリーマンの世界観。楠木ともりの演技力が光った。月城モナ好き
— ロブ (@vector_AB) January 8, 2022