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たまには長文を

ネコぱら感想

萌えアニメとして完璧。

(以下ネタバレあり)

 

のんびりまったり楽しめる癒しアニメ。ネコキャラはアニメオリジナルキャラも含めて7人(7匹?)。
舞台は基本的に水無月家とラ・ソレイユの2つがあり、適宜切り替えることでゆったりしたストーリー展開でも間延びしない。

キャラ萌えコメディでありながらカカオの成長を見守るハートフル要素もあってダブルで毎回癒された。
口数少なめで賢いバニラ、ボクっ娘のココナツ、心優しいカカオは特に大好き。

そしてこれだけなら印象に残らないただの萌えアニメの一つして終わっていたかもしれないが、本作の良いところは一人で歩くのに資格がいる等の「現実臭さ」があることだろう。

第10話の戸締り確認のシーンで突然現場猫のポーズで「ヨシッ!」って言ったのは面白かった。
あとは「沼の水全部抜く」とか台風の日にコロッケを大量購入してくるとか俗っぽいネタもあって笑った。

OP・EDともに作品の世界観にマッチしていたし、猫踏んじゃった的なBGMも良かった。作画も終始安定していて安心して見ていられた。

2020年冬クールの中でも特に好きな作品だった。