最終回でそれまでに出てきたキャラが勢揃いする展開は良かった。こういうストーリーは好き。ただそれ以外はなんかずっと消化不良だった。
(以下ネタバレあり)
中盤までは不動産アニメをやっていた。多種多様な生物のニーズを汲み取って適切な物件を紹介する展開は決して悪くなかった。(面白いかと言われると微妙だが)
中盤辺りから謎のドラゴンが町を襲うようになり、同じタイミングでファーが行方不明になったり記憶を失ったりと徐々に不穏な空気が流れ始める。
終盤では町を襲うドラゴンとそれを止めようとする神龍の戦いに巻き込まれて主人公の
その後ネクロマンサーのリリィによって琴音は生き返る。ドラゴンが町を襲っていた理由も分かってめでたしめでたし。何がめでたいんだ?
私が思うに「投げっぱなしのくせに解決した感」を出してるのが消化不良の原因なのだろう。例えば以下の項目だ。
・町を襲っていたドラゴンはファーじゃなかったからヨシ!
良くないだろ。ファーが犯人じゃなかったってだけで町に被害は出ているわけで。
・戦いに巻き込まれて琴音が死んじゃったけど生き返ったからヨシ!
良くないだろ。主人公が死んでるんだぞ。生き返ったそばから祝賀会やってるのも正気の沙汰じゃない
・セーラ「またサトナ様に怒られる―」
第何話の何の失敗かも覚えてないけど、上司に怒られるとかそういう低レベルの失敗じゃなかったよ
あと動画工房にしては作画のレベルが低かった。一体どうしたのだろう。
#RPG不動産 見終わった。ゆるふわ物件紹介シュールアニメから世界を脅かすドラゴンが街を襲って主人公が一度死ぬ落差よ。「生き返ったからOK☆」って祝賀会やってるのもサイコパスだし、作画のクオリティも含めて一言でまとめるなら「動画工房らしくない」。ただ不思議とストレスはなかった。
— ロブ (@vector_AB) July 3, 2022