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たまには長文を

アイカツフレンズのダンスにイマイチ惹かれないのはなぜなのか

前作・アイカツスターズは歌もダンスも良くて衝撃的だったのに、アイフレではそこまでの感動が無いというか、あまり惹かれない。

一方でキラッと☆プリチャンは歌もダンスも良くて(ストーリーも)、これが本来アイフレに期待していた要素だったのに、ついでで見始めたはずのプリチャンがいまや私の中でアイフレとの差を広げつつある。

(以下ネタバレあり)

 

というわけで原因考察。

・カメラワークが忙しすぎる?
これはみおの「6cm上の景色」とか、かぐやの「偶然、必然。」で顕著な印象。
カメラが動き過ぎてどんなダンスをしているのか分かりにくい。
加えて動きがシュールであまり可愛くない。
クール系だから可愛くなくてもいいのかもしれないけど「偶然、必然。」は今のところアイフレで一番好きな曲なので尚更もったいない。

・二人で踊ってる割に仲良くなさそう
難しい言葉を使うなら有機的に繋がってない感じ。無機質。
これはカレンとミライで顕著。
各自がそれぞれ踊っていて、全然仲が良さそうじゃない。

プリチャンの「Play Sound」「SUPER CUTIE SUPER GIRL」「COMETIC SILHOUETTE」あたりを見てみてほしい。
ところどころ手を繋いだり、誰かの周りをぐるぐる回ったりと楽しそうで、複数人で踊ることのメリットをしっかり訴求している。

27歳男性会社員の私が言うのも気持ち悪いと思うけど、世間が許すならダンス覚えて俺も踊りてぇよマジで。そのくらいプリチャンのダンスは楽しい。

アイフレでも二人で踊るし、アピールの時は仲良さそうにくっついてはいるんだけど、それ以外がチクハグ。

・表情が楽しそうじゃない
これは放送開始の頃から感じている、全員に共通する違和感の一つ。
アイフレのCG班が悪いのだろうか。
確かに笑ってはいるんだけど楽しくなさそう。

アイカツスターズでは白鳥ひめのCGが特に可愛くて、ライブパートの途中で一時停止してしばらく見蕩れていたなんてこともあったし、曲風の都合上苦しそうな表情をする白銀リリィの「Dreaming bird」でも、それはそれで可愛いと感じる表情だった(変な意味ではなく)。

もう2010年代も終盤に入り、手描き作画とCGの差はますます小さくなっている。にもかかわらず前作・アイスタほどのCGになっていないところに何か原因がありそう。

とはいえ、エマとか舞花のソロのダンスは好きなので、やはりアイフレ全般の問題としてしまうのは大袈裟だろう。
曲ごと、キャラごとの作り込みの問題だろうか。

 

それとも、プリチャンという比較対象があるのでこう感じるだけで、あの時あれだけ感動したアイカツスターズとそう変わっていないのかもしれない。
この辺はなんとも言えない。

 

実は、アイカツフレンズにずっと抱いている違和感がもう一つあるのだが、それはまたの機会に。