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たまには長文を

量を問わず酒は身体に有害らしい

量を問わず酒は身体に有害らしい。

まぁ言われてみればそりゃそうだよね。

子供と妊娠中の女性は接種禁止なんだから、身体に良いわけがない。
しかも「アセトアルデヒドがDNAを傷つけ、その傷は二度と治らない」とか科学的に言われると怖い。
二度と治らないってマジかよ……。

 


この話を受けて思い出したことがある。
昔、何かのテレビ番組で見たのだが、
「江戸時代、タバコは薬で子供でも平気で吸っていた」
という話である。

タバコ、私は一度も吸ったことはないが吸うと気分が良くなるらしい。
薬がほとんどなかった江戸時代に「吸うと気分が良くなる」ものが薬として重宝されるのは想像に難くない。
昔はそれが常識でありスタンダードだったのだ。

江戸時代まで遡らなくとも、つい30~40年前までは会社でも自分のデスクでタバコを吸いながら仕事するのが普通だった。
大学でも(建前上はダメだったらしいが)席でタバコを吸いながら講義を聞くなんてのはザラにあったと聞く。

私は小学校で既にタバコの有害性をしつこく教育されてきたし、平成生まれはタバコなんか吸わないものだとさえ思っていた。
(その割には喫煙者多いんだよな……)

 

まぁそれはそれとして、今回酒の有害性が確定してしまったのはなかなか衝撃的だと思う。
「少量なら百薬の長」とか都合のいい言い訳をしていた時代が終わりを迎えたのだ。というより、みんな心の底では分かっていたことを突き付けられた感じか。

日本酒、ビール、焼酎、ワイン、ウイスキーetc。
極端に言えばこれらの作り手は毒物を製造していることにもなるわけで、人類史を揺るがすレベルだと思っているのは私だけだろうか。


そんなことを考えながら、3月の合宿に持っていく日本酒をどれにしようか悩み中。