東日本大震災から早くも6年が経過した。
あれは今でも昨日のことのように思い出される。
自宅が半壊した。
日の出と共に家を出て自衛隊の給水車に水を貰いに行った。
二週間風呂に入れなかった。
震災後数日はいつでも逃げられるように靴を履いて寝た。
倒れた冷蔵庫から食べられそうなものを拾って食べた。
充電できないので携帯は役に立たなかった。
一年ほどは地震酔い(揺れてないのに揺れているように感じる症状)に悩まされた。
他にもいろいろあったが、これでも海沿いに比べれば恵まれている方だった。
昨日テレビ番組の中継に合わせて2時46分に黙祷した。
と言っても、独り部屋で起立して1分間じっと立っているのは変な感じがした。
まだ「人間力」が足りないのだろう。